【88冊目】『入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください2』|まったく読書したことない新社会人の読書日記

読書記録

全く本を読んだことがない社会人2年目が読書を始めてみるというこのブログ。

86回目は寝舟はやせさんの『入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください2について書いていきます。

1巻を読んで早速注文した続編が届きました〜!!

1巻がかなりおもしろかったので、期待大ですね。

読んだ感想を書いていきます!

※内容に触れていますので、未読の方はご注意ください。
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寝舟はやせ著『入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください2』を読んでみた

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カクヨムを中心にweb上で執筆活動をされている寝舟はやせさん。

本作『入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください2』はカクヨム等で連載されていたホラーシリーズの続編です。

1巻では、自暴自棄になっていた「俺」が隣人が怪異のマンションに住むという仕事を得て、大変なことがありつつもなぜか人生の問題が解決したため生きることの素晴らしさを実感していきました(かなり語弊がある説明)。

「俺」の隣人が語る「友達から聞いた話なんだけどね」からはじまる短い怪談の合間合間に「俺」の物語が進んでいく形式の小説です。

ショートショートホラーとしても楽しめるし、「俺」が怪異と打ち解けていく長編ストーリーとしてもおすすめです!!

あらすじ

↓今回もあらすじをまとめました!↓

相変わらず隣に住む友人から怪談を聞いていた俺のもとに、前の職場の人間からメッセージが届く。それは、俺の父親の知人を名乗る人間が俺を探している、というものだった。父親の名前すら知らない俺は、事情を聞くためメッセージを送ってきた元同僚と会うことに。しかし、前の職場でも問題児であった孤見は、俺が辞める前より充実した生活を送っていることを見るなり「職場を代われ」と要求してくる。しかも、一旦話を持ち帰った俺を尾行してマンションの特定までされてしまい……。

今回登場する新キャラクター・孤見さん

「俺」と同じ前時代的なブラック企業に勤めていたものの、「俺」がそこを辞めて幸せそうに暮らしいているのを見て、その仕事を代わって欲しいと脅し混じりに要求し……

そしてなんと、702号室に「俺」以外の人間が入居します

しかしこの孤見さん、かなりの曲者。

40歳になってまで「親は子どもを養うのが当然」という価値観のもと、一切の努力を放棄した人間です。

そんな人間が702号室に住んで大丈夫なのか……

わたし的には結構意外な結末をむかえました。

【ネタバレ注意】読んでみた感想

今まで、主人公が入居したマンション「グ■■■︎ハイツ■■■」は結構楽しそうで、意外と入居するのもアリなんじゃないかと思っていましたが、

6階の霊障が嫌すぎて完全にそんな気持ちは霧散しました笑笑

階段で6階へあがると、口の中からゴのつくやつを中心に大量の害虫が出てくるなんて、想像しただけで勘弁願いたい、、、

しかも、霊的な存在はエレベーターで6階を通るだけでアウトという鬼畜仕様。

やっぱりホラーは読んでいるだけで充分ですね。

それはさておき、2巻では新キャラクターが2人(人?)登場します!

あらすじでも紹介した孤見さんと、主人公のバイト先のコンビニにあらわれた怪異です。

主人公のバイト先に度々現れていた、何も盗んでないのに「うちの子が万引きした」と謝りに来る親子。

ある日母親だけが消え、取り残された少年(のっぺらぼう)はマンションの管理者・伊乃平さんと連絡のつくまで702号室で預かることに。

しかも隣に住む友人は、それを「食べ物」として認識しているらしい……

そして孤見さんと702号室の住人を一時的に代わったため、702号室にはのっぺらぼうと孤見さん、隣には相変わらずヤバい怪異という図式が完成です。

いかにも何か起きそうな図式ですが、安心してください。

ちゃんと何か起きます!!!

702号室の上、つまり8階以上には何があるのかが1部明かされるので、1巻から読んですっかりシリーズのファンになっている読者にはたまりません。

しかし、結末は結構意外でした。

やっぱり怪異に人間の理屈は通じないのかな〜なんて考えますが、ホラーによくある展開に落ち着かないので、やっぱりこのシリーズはおもしろい!

そして、主人公の父親の名前も判明し……

これからさらにどんどんおもしろくなっていきそうです!

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【読了後推奨】このシリーズのおもしろさを自己解釈する

※ここからは読み終わった方向けに書いていくので、未読の方はご注意ください!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

最初に登場したときは、典型的な過保護な親に育てられたアダルトチルドレン、という印象。

最近で言うところの「子供部屋おじさん」という言葉まんまです。

でも、ところどころで出てくる母親との確執から、ただの甘やかされて育った子どもではないんだということが分かります。

そして、ずっと母親に友人をつくることを禁止されてきた孤見さんが、怪異といえどはじめて友人を持てたとき、相手を守るために危険を省みずに行動を起こす。

この『入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください』は、虐待を受けてきたせいで大人になりきれていない子どもが、マンションでの体験や怪異とのかかわりを通じて「ちゃんと」成長しなおすところにあるのかもしれません。

ちゃんと、というと語弊がありそうですが、まっとうにというか、親の親代わりになることもなく、生活を管理されることもなく、成長過程を遂げられるということです。

私はこのシリーズは、ちゃんと育つことができないまま年齢だけは大人になってしまった子どもへの救いがあるからおもしろいんだと感じました。

勝手な解釈に過ぎないのですが、そうだったらいいな、と思います。

続編が待ちきれない!!

まだまだ明かされない主人公の母親が沼っていた宗教法人の秘密。

そして今回、新たに追加された謎も……

主人公の父親は誰なのか?なぜ隣人が知っているのか?

そして、10階までの怪異はどうなっているのか、、、

気になることが多すぎて、続編刊行まで待ちきれません!!!

次回もどうぞ、よろしくお願いいたします。

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