【64冊目】『探偵小石は恋しない』|まったく読書したことない新社会人の読書日記

読書記録

全く本を読んだことがない新卒が読書を始めてみるというこのブログ。

62回目は森バジルさんの『探偵小石は恋しないについて書いていきます!

本屋大賞2026にノミネートされている作品です。

ミステリー好きの知人に勧められた本part5。

読んで感想を書いていきます!

※内容に触れていますので、未読の方はご注意ください。
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森バジル著『探偵小石は恋しない』を読んでみた

2023年、『ノウイットオール あなただけが知っている』で第三〇回松本清張賞を受賞して単行本デビューをした森バジルさん

本作『探偵小石は恋しない』は本屋大賞2026にもノミネートされ、非常に話題となっているようです!

わたしが借りたものは、期間限定リバーシブルカバーとホログラム全面帯が着いた単行本でした!

キラキラなものは、それだけでテンションが上がりますね♪

きゅんきゅんできる最後で、最近は倫理観がぶっ飛んでたり、悲しかったり、そんなミステリーばかり読んでいたので嬉しかったです!

あらすじ

↓今回もあらすじをまとめました!↓

小石探偵事務所の所長である小石と、職員の蓮仗は、浮気・不倫調査を得意としている。ギャルの事務員・雛未を加えた3人体制で事務所を運営しながら依頼をこなしているが、小石はそんな現状に不満たらたらである。重度のミステリー小説マニアである小石は、探偵であるからには推理がしたいのだ。しかし、モチベが低いながら、小石には恋愛系の依頼に対する絶対の素質があった。なぜなら、小石の目には他人の恋愛感情が「見える」のだ…。

他人の恋愛感情が矢印になって文字通り「見える」小石と、ピュアで恋愛に幻想を持ち続ける蓮仗、そして偏見嫌いのギャル事務員・雛未というメンバーの小石探偵事務所。

そこに舞い込んできた、普通では無い浮気・不倫調査。

1件1件は解決していくものの、不穏な影が小石探偵事務所にせまり……。

3人の被害者の胸に付けられた、割れたハート型の傷は何を意味しているのか?

キャラクターがどこでどう繋がっているのか、明かされる度に驚けます!

【ネタバレ注意】読んでみた感想

ラストにキュンです!

ミステリー小説でまさかこんなにきゅんきゅんできるとは…。侮っていました…。

そして、一見バラバラに見えた不倫調査が、あるひとつの目的に繋がっていくおもしろさ。

これは読者の持つ「偏見」が試されます

作中に偏見を利用したクイズが出題され、何回も「偏見は危険だよね」と警告されるのに、やっぱり偏見からは逃れられない…。

小石探偵事務所に持ち込まれる3件の依頼のうち、1件は私にもその正体が見抜けましたが、残り2件は全く分かりませんでした。

まあ、その3件の依頼の正体が見抜けたからと言って、そこから事件の真相までにはまだ何回もステップがあるんですけどね。

ぜひ読んでみて、何回驚かされたか数えてみてください!

ちなみに、私は4回驚きました笑

そして、一連の事件の原因ともなり、事件を解決するために不可欠な要素であった「他人を想う心」。

正直、不倫や離婚の話が飛び交いすぎる本書を読んでると、「恋とは…愛とは…」となりますが、でも、それが無ければこのハッピーエンドも無かったんですよね。

最後で最高のキュンキュンを見せてくれた2人が幸せになりますように!

【読了後推奨】「偏見」から逃れられましたか?

※ここからは読み終わった方向けに書いていくので、未読の方はご注意ください!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

自分がいかに偏見にまみれた人間か、突きつけられました…。

わたしが唯一見抜けた事件の正体は、2個目の依頼をしてきた夫婦が兄妹であることだけでした。

それですら、最近同じテーマを扱った作品を読んでいたからです。

残り2つの、年の差と人形には気が付けませんでした。

確かに澪の彼氏が高校生なんて、どこにも書いてないんですよね。

胸にハートの傷を付けられた被害者が高校生だったってだけで。

3つ目の依頼も、確かに読み返してみるとバニラちゃんひと言も喋ってない。

普通無理矢理誘拐されたら叫び声なりなんなりあげるので、不自然さに気付くべきでした。

ラストシーン、雛未が自分の偏見に気が付いて愕然としているとき、私も一緒に愕然となってしまいました。

無意識に持っている偏見が、一番危険なのかもしれませんね。

本屋大賞2026ノミネート作品を読んでいきたい!

『探偵小石は恋しない』は、本屋大賞2026にノミネート中!

今のところ、本屋大賞にノミネートされている作品の中で、読めたのは『失われた貌』と『探偵小石は恋しない』の2作だけ。

大賞発表が4月9日なので、それまでにもう少し読んでおきたいところです。

次回もどうぞ、よろしくお願いいたします!

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