社会人になって、自分の語彙力の無さに絶望!
そんな新卒1年目が読書を始めてみるというこのブログ、今回はたくさんの方におすすめしていただいた綾辻行人さんの名作ミステリー『十角館の殺人』!
ようやく読む事ができました✨
※結末について触れているので、未読の方はご注意ください
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『十角館の殺人』を読んでみた
綾辻行人さんの代表作である『十角館の殺人』。
解説によると、ミステリーが低迷していた時代に復興のきっかけとなった「新本格」というジャンルに属するんだとか。
物語のはじめの方はミステリ研究会のメンバー(主要登場人物)による”ミステリ談義”が数ページ続くので、正直海外ミステリーをあまり知らない私には読みにくかった……。
ただ、そのおかげで海外ミステリーを読みたくなりました!
特に今回何回も話題に出されている『そして誰もいなくなった』。
作中で結末のネタバレをされましたが笑笑
それでもすごいミステリーなのが伝わって、おもしろそう!読みたい!となりました。
あらすじ
同じ大学のミステリ研に所属する面々は、春休みの旅行先として変人天才建築家・中村青司が建てた「十角館」のある孤島を選ぶ。しかし楽しい旅行は一変、仲間内の殺人を示唆するプレートによって不穏な空気に包まれる。そして、そのプレートが指し示す通り最初の被害者が絞殺死体となって発見され……。
一方、本土に残ったメンバーには既に亡くなっているはずの中村青司から脅迫状が届いていた。
九州にある大学のミステリ研究会に所属するメンバーが主要登場人物です!
連絡手段も脱出手段もない絶孤島に取り残された7人の中で殺人事件がおこり、お互いが疑心暗鬼に陥る中で次の殺人が発生する……。
すごくミステリーらしい設定ですね♪
【ネタバレ注意】読んだ感想
読んだ感想としてまずあるのが、なんかすごくミステリーを読んだぞ感。
今まで読んだ物語の中でも謎があるものは多かったはずですが、やっぱりTHE・ミステリーという作品はひと味違うんですね。
ということで、トリックと犯人の動機について詳細気味に感想を書きました!
大胆すぎる犯人の手口!
読み始めてすぐのころは正直、読みにくい…と感じていました。
キャラクターたちがお互いをあだ名(歴史的ミステリー作家の名前。「アガサ」や「エラリィ」など。)で読んでいるのでいまいち人物関係を把握できなかったからです。
まさかそれが伏線だったなんて…!!
犯人の種明かしを読むまで、十角館に行ったメンバーはあだ名で・本土に残ったメンバーは本名でしか呼ばれていないことに気が付きませんでした笑
(なんなら、犯人が自分のあだ名を「ヴァン・ダイン」と名乗ったときでさえ気がつかなかった…。鈍すぎて帯にある「”たった一行”が世界を変える」という驚きに達せませんでした笑)
それにしても、十角館のある孤島と本土をボートで行き来するとは…。
内部犯か外部犯か疑っていたら実は両方だったという。
盲点でした。
というか深夜にひとりでゴムボートに乗って海に漕ぎ出していく勇気は無い。
それほど復習したかったんだなぁ…。
犯人の告白を読んだときはすごく驚いたし、なるほど!の連続でした。
これはすごい!面白い!そうだったんだ!と黙読しながら心の中はめちゃくちゃ騒がしかったです笑笑
犯人の動機が切ない…。
犯人の動機は、恋人の死の原因となった人間たちに復讐すること。
正直、大学の飲み会で急性アルコール中毒や心臓発作というのは聞かない話ではないので、リアルでゾッとしました。
それが殺人に繋がるかはともかくとして、新入生の歓迎会などの場では飲ませた先輩に責任があるのは確かですよね。
ただ、飲み会にいたメンバー全員を殺す必要はあったのかな?と疑問でした。
明らかに他人に無理強いするような性格ではない、かつ死んだ恋人の親しい友人で会ったオルツィなど、殺さなくてもよかったん人はいたんじゃないかと思います。
特に、犯人自身が殺人を”裁き”であり、正義と見なしているならなおさら、自分がいなかった飲み会でなにが起こったのかをしっかりと確かめてから実行に移してほしかったです。
犯行の綿密さと比較して、どうしても動機の部分が大雑把なのが気になってしまいました…。
ただ、それだけ喪った恋人のことが大切だったのは確かなんだろうな、と。
復讐を遂げ「探偵」に自分の罪を告げる犯人には、もの悲しさを感じずにはいられませんでした。
「館」シリーズ制覇したい!
『十角館の殺人』は、同じ建築家・中村青司が登場する一連のミステリーシリーズ「館シリーズ」の第1巻。
十角館に負けず劣らず変な館が次々と登場するそうなので、全部読んでみたい!
それにしても、色々な館を思いつけるのはすごいですよね✨
館の平面図が収録されているのも、ミステリーを読んでいる感じがしてすごく楽しいです笑笑
また次回もよろしくお願いいたします!


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