全く本を読んだことがない新卒が読書を始めてみるというこのブログ。
45回目は夕木春央さんの『十戒』について書いていきます!
前回書いた『方舟』の続編です!
『方舟』がかなりの衝撃だったので期待値が上がっていますが、果たしてその期待を超えてくれるのでしょうか…。
読んで感想を書いていきます!
※内容に触れていますので、未読の方はご注意ください。
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夕木春央『十戒』を読んでみた
2019年、「絞首商会の後継人」で第60回メフィスト賞を受賞しデビューした夕木春央さん。
本作『十戒』は、「週刊文春ミステリーベスト10」で1位を獲得した『方舟』の続編です!
前回『方舟』を読んで、今まで味わったことの無い衝撃を受けたので、早速続編を手に取ってみました!
↓『方舟』の感想はこちらをご覧ください↓
『十戒』は『方舟』に劣らず衝撃の連続で、さらに『方舟』から続く仕掛けも用意されていたので、『方舟』を読んでおもしろかったという方にはめちゃくちゃオススメです!!
あらすじ
↓今回もあらすじをまとめました!↓
交通事故で亡くなった叔父が所有していた無人島をリゾート開発できないか、と話を持ちかけられ、わたし・里英と父は不動産会社の人や観光開発会社の人など、総勢9人で枝内島に足を伸ばした。しかし、5年は叔父を含め誰も足を踏み入れていないはずの枝内島には、いたるところに不審者の痕跡が。更には、バンガローの中には大量の爆弾が積まれていた。一旦本土に帰ってから警察に相談しようと結論付けた一行は、夜を叔父の別荘で過ごすが、一夜明けた朝、不動産会社の社員・小山内さんが死体で発見される。さらに、生き残った人間に向けて、犯人から”生き残るための10の掟”が書き残されており…。
今回の舞台は、無人島(with大量の爆弾)!!
さらに、『方舟』のときは「時間内に条件をクリアしないと生き残れない」でしたが、『十戒』では「タブーを破らず3日間を過ごせれば生き残れる」という設定です。
そのタブーを定めたものが、犯人からの10の命令(=十戒)というわけですね。
島に警察を呼んではいけないのはもちろん、外部との連絡は最小限に。
しかも、「殺人犯が誰か知ろうとしてはならない」という…。
里英たち生き残った8人は、十戒を守りながら3日間を過ごそうとするが、やがて第2の殺人が起き……
今回も設定からしておもしろさ抜群ですね!
【ネタバレ注意】読んでみた感想
まず、設定に「えっ」となり、事件に「えっ」となり、謎解きで「えっ」となり、ラストでまた「えええっ」となり、最後に解説で「エ”ェ”!?」となりました。
「えっ」の連続です。
今回も作者さんの手のひらの上で転がされましたね…。
正直犯人自体は最初から薄々わかってしまったのですが、犯人がわかっていてもラストの衝撃は全く予想外でした。
これはもう1回読みたくなる。
しかも、本編が終わって油断していると、青柳碧人さんの解説でトドメを刺されます。
設定が同じ(聖書をモチーフにした極限状態ミステリー)なだけかと思いきや、『十戒』はしっかり”続編”だったんだっていう…。
正直何を話してもネタバレにしかなりませんが、最後の最後、全ての真相がわかったとき、思い込みの怖さを知りました。
全部わかったうえでもう1回読みたい!
そして、『方舟』は結構怖い要素もあったのですか、『十戒』はそういった怖さが無いので、『方舟』が怖そうで読むのをやめた、という方は先にこちらから入るのもアリだと思います〇
【読了後推奨】真犯人と結末のこと
※ここからは、読み終わった方に向けて書くので、未読の方はご注意ください!
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いや〜、凄かったですね、、、麻衣(2回目)。
とことん怖い。
激ニブ人間の私は解説で言われるまで全く気が付かなかったのですが、確かに苗字しか書かれていなかった…。
ていうか、ちゃんと生き残ってるのが凄い。
(自分が捨てた)生首が浮かんだ真っ暗な地下水の中を泳いで脱出したっことですよね…。絶対に無理…。
しかも、トータルで何人殺してるんだろうか。
今回、里英が自分の犯行を口外しそうだと判断したら躊躇いなく殺したんでしょうね。
ていうか、警察とのやり取りで「もしかして里英ちゃん喋った?」ってなったら、そこからでも消しに行きそう。
今後もしこのシリーズが続いていくとしたら(っていうか続きそうですが)、やっぱりどれが麻衣か当てることになるんでしょうか。
でも、この苗字しか言わないというトリック、続編では使えなさそうですが…
まあ、それでも引っかかる自信しかないですけどね!!
続編はあるのか!?
前作『方舟』、本作『十戒』ときて、この聖書モチーフのミステリーシリーズは続くのでしょうか。
全く続き方が考えられませんが、ぜひ続いて欲しいですよね。
とりあえず、この衝撃が少しでも多くの人に届き、作者も「これは期待に応えなければ!」となって続編を書き始めることを祈ることからはじめます笑
次回もどうぞよろしくお願いいたします!



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