【14冊目】『変な地図』|まったく読書したことない新社会人の読書日記

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社会人になって、自分の語彙力の無さに絶望!

そんな新卒1年目が読書を始めてみるというこのブログ、14回目となる今回は、雨穴さんの『変な地図』です。

雨穴さんのYouTubeの大ファンなので、すごく楽しみにしてました✨

語彙力増強からは離れている気がしますが……💦
論理力増強ということで!笑

読書初心者が読んだ率直な感想と、考察もどきを書いていきます!

※内容に触れていますので、未読の方はご注意ください。
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『変な地図』を読んでみた

「変な〜」シリーズ4作目となる『変な地図』。
今回の主人公は、若かりし頃の栗原さんです!

映画版だと、佐藤 二朗さんが演じられている栗原さん。
そのイメージが強いため、結構体の大きい方を想像していましたが、なんと栄養失調気味の痩身であることが発覚!

今作1番の衝撃でした笑笑
あと、意外と若い(31~32歳前後)!

イメージと全然違う栗原さんですが、探究心と推理力はイメージ通りでした!
華麗な推理で、今回の謎も解き明かします。

あらすじ

⇓今回もあらすじをまとめました!⇓

就職活動中の栗原少年は、父親に呼び出され、亡き母方の祖母が遺した家を売りに出したいと相談される。幼い頃に亡くなった母が大切に管理していた家が気になった栗原少年は、父親と一緒に1度その家を見に行くことに。飯田橋にあるその家に着いたときの父親の奇妙な行動や、祖母の仕事部屋から見つかった”奇妙な地図”から、祖母が死の瞬間その地図を握っていたこと、その地図の謎を母が解き明かそうとしていたことを知る栗原少年。道半ばで亡くなった母の探求を受け継ぐため、そして、自分の知的好奇心を満たすため、その「変な地図」の謎を追う……!

妖怪や墓地らしきものが描かれた「変な地図」。

そして、それを握ったまま自死したという祖母。

祖母はなぜ死の間際にその地図を握ったのか?そして、その地図に描かれた妖怪の正体とは?

母が特定した地図の場所へ趣き、謎を突き止めようとする栗原少年だが、そこで奇妙な鉄道事故に遭遇し……。

というように、二重三重にからまった謎を解き明かそうとする栗原少年の物語です。

大きな謎はこの3つ。

前作までの映画やYouTubeと比較してホラー要素が少なかったので、怖がりな私でも読めました!

【ネタバレ注意】読んだ感想

最近のホラー系でブームとなっているという「モキュメンタリー」。

今回は、はじまりから鉄道事故の被害者の死の瞬間が書かれているので、そういう点では「モキュメンタリー」というよりはミステリー小説に近い読み心地です!

そして、その分読者にはヒントを与えられているのかな?という印象。
最後まで読むと、「あそこが伏線になってたんだ!」と読書初心者でも気が付けるようになっています。

めちゃくちゃミステリーしてました笑

栗原さんと同じ土俵に立っているのに、全然真相がわからない……笑笑
いかに栗原さんが頭良いか、ということですね!

あと、図やイラスト、表が多いので、文章を読みなれていない人でも着いていきやすい!!(最重要ポイント)
章ごとに今までわかっていることもまとめてくれているので、読書初心者には本当にありがたかったです。

また、読み心地がゲーム実況を見ている感じで、YouTubeファンである私でも同じように楽しめました!

雨穴さんの朗読動画も特典としてついており、雨穴さんファンはこの動画だけでも買う価値ありですね✨

【※ラストに触れています】最後の真相について【考察もどき】

めちゃくちゃおもしろかったのですが、いくつか気になった点が。
具体的には、以下3点。

まずは、①について。

鉄道事故の様々な不審点は、実行犯である栗原さんの下宿先のお父さんが仕掛けたトリックによるものと判明するのですが、そのトリックが一瞬で考えたにしてはあまりにもすごすぎて……笑笑

そんなトリックを仕掛けられるのであれば、そもそも土地の有力者に脅されて殺人、なんて事態も避けられたのでは??と思ってしまいました。

ただ、やっぱり借金とか、家族のこととかを考えたとき、会長には逆らえない精神状態だったのかな……。

次に、②について。

結局おばあちゃん(栗原さんの祖母)はなんで自死したの?というところが、いまいち掴めませんでした(私の理解力の問題かもしれませんが……)。

「妹に真実を伝えなかったせいで、妹が殺人犯になってしまったのを悲観して。」という理由で最終的な結論なんですかね……?

幸せな記憶である地図を握りしめて最期の瞬間を迎えたかったのは理解できましたが、じゃあなんで死を選んだのか。

「祖母にとって妹が自分のせいで大量殺人犯になったのは人生ではじめての大きな挫折だった」とありますが、祖母の人間像と1度の挫折で自死を選んでしまう人とが結びつかないな、という印象です。

まあ、結局理由なんて本人にも分からないものかもしれませんが。

最後に、③について(②とも被ります)。

男性たちの圧政に苦しんだ女性たちは、協力して男性たちをわざと落盤に巻き込み、事故を装って全員殺害した。
そして、それを地主である一族は人を殺してまで長年隠蔽している。

しかし、地元の有力者の土地内でその有力者が不利になるような事故をわざと起こしたとバレたら、女性たちは男性からの圧政以上に生きられなくなるのでは?と思いました。

現代でさえ、地主の殺害を企てた宿の女将さんが「もうここで生きては行けない」と覚悟を決めているので、戦時下の状況は恐らくより酷かったはずですよね……。

ただ、首謀者である栗原さんのおばあさんの妹が子供を産んでいることを考えると、その地域から脱出できたのかな、とも思えます。

事故をわざと引き起こしたことがバレる前(三角点を壊したことがバレる前)に、あの地図を使用して脱出したのだとしたら、村の女性たちはやっぱり幸せになれたんでしょうか……。

自分が残した知識を使って村からも土地からも妹たちが生き延びれたことを知ったら、おばあさんも喜んでいいと思うのですが、やっぱり大量殺人のことを思うと、自死を選ばずにはいられなかったんでしょうか。

でも、村の女性全員が助かるためにはそうするしか無かったわけですよね……。

妹が助かるだけなら、あの地図を使用してひとり抜け出せばいいですが、流石に村の女性全員が同じ地図を使って一度に抜け出す訳にもいかない。

どういう結末であればおばあさんは満足したんだろう、挫折と捕えなかったんだろう、と考えてしまいました……。

「変な」シリーズ既刊も読みたい!

今までYouTubeや映画、オモコロ記事で楽しんでいた『変な家』からはじまる一連のシリーズでしたが、今回本を読んでみて、動画と変わらない楽しさが味わえました!

シリーズの既刊も、本で挑戦してみようと思います✨

次回もぜひよろしくお願いいたします。

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