【69冊目】『ぎんなみ商店街の事件簿2 白雪姫と五枚の絵』|まったく読書したことない新社会人の読書日記

読書記録

全く本を読んだことがない新卒が読書を始めてみるというこのブログ。

68回目は井上真偽さんの『ぎんなみ商店街の事件簿2 白雪姫と五枚の絵について書いていきます!

前回の『ぎんなみ商店街の事件簿』〈BROTHER編〉〈SISTER編〉の続編です✨

兄弟たち・姉妹たちの関係性は進展しているのか…?

読んで感想を書いていきます!

※内容に触れていますので、未読の方はご注意ください。
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井上真偽著『ぎんなみ商店街の事件簿2 白雪姫と五枚の絵』を読んでみた

『恋と禁忌の述語論理』で第51回メフィスト賞を受賞してデビューした井上真偽さん。

本作『ぎんなみ商店街の事件簿2 白雪姫と五枚の絵』は、〈BROTHER編〉と〈SISTER編〉の2作でそれぞれ同じ事件の違う解決が楽しめるという一風変わったミステリー小説『ぎんなみ商店街の事件簿』の続編です!

今回も4人兄弟と3人姉妹が活躍します✨

そして挑戦するのは…見立て絵ミステリー!

バラバラだった事件や手がかりがやがてひとつの真相へ繋がっていく1巻の快感を、2巻でも遜色なく味わえました。

『ぎんなみ商店街の事件簿』〈BROTHER編〉〈SISTER編〉の感想はこちらをご覧ください!⇓

あらすじ

↓今回もあらすじをまとめました!↓

無理なダイエットによる栄養失調で病院へ搬送された三姉妹の長女・佐々美の点滴が終わるまでの間、妹の都久音と桃は商店街のご意見番・神山に連れられ、ある女性のお見舞いに加わる。その女性とは、かつてその美しさで数々の男性を虜にした商店街の元「白雪姫」・雪子さん。糖尿病のため入院した先で認知症を発症し、今では昔馴染みの神山の顔すら分からなくなってしまっている。そんな雪子さんが都久音たちに見せてくれた、おとぎ話のような絵。『白雪姫』をモチーフにしているようだが、雪子さんは白雪姫に毒林檎を渡そうとしている魔女を指し、「1億円をわるいやつに盗まれた」と語る--。

「白雪姫」こと商店街の元アイドル・雪子さんが依頼し、4人兄弟の母親が描いた五枚の見立て絵たち。

それぞれ童話をモチーフにしているが、実は何かを表現したものらしい。

「白雪姫」「三匹の子豚」「赤い靴」「ヘンゼルとグレーテル」「雪女」…。

兄弟たちと姉妹たちは、それぞれ別の目的のもと、五枚の絵が見立てているものを推理する--。

そして、今回もやっぱり、最後に全てのピースが揃って1枚の絵になります

1巻の帯に「3Dパズルのようなミステリー小説」とありましたが、まさに!という凄さがあるシリーズですね!

【ネタバレ注意】読んでみた感想

今回も楽しい読書体験が出来ました!

ミステリー小説としてだけでなく、個人的に追いかけている兄弟たち・姉妹たちの関係性も…ドキドキ

ミステリーとしては、今回も鍵となるのは多面性です。

5枚の見立て絵は、単純に見ると童話のワンシーンを描いているように見えますが、実は見方を変えると別の側面が出てきて…?

さらに、それすらもひとつの見方に過ぎないという多重的仕掛け!

これがまさに「3Dパズル」ですよね!

フルカラーでしっかりと作中に出てくる絵を載せてくれているので、読者にも全てのヒントが与えられています

相変わらず読みやすいのに、構造が練られているミステリーだぜ!

4枚の見立て絵にはそれぞれの謎とストーリーがあるのに、5枚揃ったら全てを貫く大きな謎が見えてくる、という構造も楽しいです。

井上真偽さんのミステリーがもっと読みたくなりました♪

兄弟たち・姉妹たちの関係性はどうなる…!?

『ぎんなみ商店街』シリーズはミステリーがおもしろいだけの小説ではありません。

兄弟たち・姉妹たちの絆や、親子の絆、友情など、人間ドラマもしっかりと作り込まれています!

特に、兄弟たち・姉妹たちに対する親の愛情が作中のところどころで「垣間見」えるのが良い!!

はっきりと「愛している」と表現するのではなく、滲み出る愛情の深さというか…。

決して正しさや優しさだけではない物語・登場人物たちなのに、読後心をじんわり温かくしてくれます

あと、個人的に好きなのがやっぱり兄弟たち・姉妹たちの関係性ですね…!

三男三女の学太・桃コンビは1巻からすでに𝑳‌𝑶‌𝑽‌𝑬な関係性でしたが、2巻では長男長女、次男次女にもフラグが立ちました!!!(個人の感想)

でもこれ、3組とも進展したらどうなるんでしょうね、、、笑笑

個人的な推しは長男長女なので、行く末が楽しみです!

井上真偽さんのミステリーは特別な体験をさせてくれる!

正直、ミステリー小説を読んでも「この作品はロジカルだな…」とか、「この作品はここの矛盾をこうカバーしている」とか、全くわからない素人ですが…笑笑

それでも、井上真偽さんのミステリー小説を読んで、今までと全然違うぞ!ということは分かりました。

新しい体験は、なんであっても楽しいですからね!

これからもどんどん新しい読書体験を追い求めたいと思います(`・ω・´)ゝ

次回もどうぞ、よろしくお願いいたします。

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