こんにちは、ゆあです!
本を読んだことのない社会人一年目が本を読み始めるというこのブログ、7回目となる今回は本好きの必読書と名高い有川浩さんの『図書館戦争』について書いていきます!
※結末に触れていますので、未読の方はご注意ください。
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『図書館戦争 図書館戦争シリーズ①』を読んでみた
”本を好きになりたいなら絶対読むべき”と友人やXでおすすめされまくった、有川浩さんの『図書館戦争』。
アニメ化や実写ドラマ化もした人気シリーズの1巻で、最初のほうは図書館法など難しい説明がなかなか頭に入ってこず苦戦しましたが、実際に物語が始まるとあっという間に引きずり込まれました!
登場人物たちのキャラが立っているので、「この人誰だったっけ?」ともならず、読書初心者でも会話を追っているだけでスルスルと読めました♪
月9を観ているみたいに読めて楽しい!
あとがきで作者さんが「月9連ドラ風」と言っている通り、ドラマを見ている感覚で楽しめる本でした!
特に「月9」というのがまたわかりみが深い✨
恋のドキドキあり、戦闘のハラハラドキドキ感あり、登場人物たちの本に対する熱い想いへの涙ありと、読んでいる間の感情の動きがドラマを見ているときのよう。
堂上と郁の関係性にドキドキした次のシーンでは稲嶺館長の想いに涙し、郁と手塚のやり取りに笑った後は図書良化特務機関との戦闘にハラハラ…
巻末のおまけは思いっきり恋愛小説で、けっこうむずがゆかったです笑笑
あらすじ
⇓今回も例によってあらすじをまとめました!⇓
公序良俗に違反する図書の取り締まりを合法化する法律「メディア良化法」が成立し、合法化した検閲が激化する中、図書館は自由を守るため図書隊を設立し、武装を強化していった。新人図書隊員である笠原郁は、高校生のころ図書良化特務機関の襲撃を受け大好きだった児童書を取り上げられそうになったときに助けてくれた図書隊員を「王子様」と慕い、憧れの人に追いつくべく図書隊防衛員を目指す。教官である堂上篤に目をつけられ徹底的にしごかれながらもへこたれない郁は、実力を買われ、エリート部隊である「特殊図書部隊」に配属されるが…⁉
図書の事前検閲が合法化された社会で、自由を守るために図書館が自衛のために設立した武装部隊”図書隊”が中心のお話です!
読めば図書館のことがすごき好きになること間違いなし!という感じで、小学校の課外学習以来図書館には足を運んだことがない私もついつい図書館に行きたくなってしまいました♪
【ネタバレ注意】読んだ感想
主人公である新人図書隊員・笠原郁は、高校生のころ図書良化特務機関の襲撃から自分を助けてくれた”王子様”(名前も顔も覚えていない)に憧れて入隊したものの、”鬼教官”こと堂上篤に絞られ、いつかこいつを超えてやる!とぶつかりながら成長するんですよね。
そして、薄々匂わされてはいたものの、やはりラストでその”王子様”=堂上篤であると読者には語られる。
ちなみに堂上側は面接のとき一目見ただけであの時助けた子だとわかったのに、郁は気付く雰囲気がない笑
いつ郁が憧れの王子様が鬼教官と同一人物であることに気が付くのか、そしてふたりはどのように進展していくのか。
すごく楽しみで、はやく続きが読みたくなりますね(^^♪
検閲の合法化・図書隊の”自衛のための武装”について
今回『図書館戦争』を読んでめちゃくちゃ考えさせられたのが、「正しさとは何か」ということです。
物語は図書隊員目線で進んでいくので、やっぱり図書隊員側を手放しに応援したくなるのですが、検閲を推し進めている人がいるということはその人が「正義だ」と信じるだけの何かがあるはずですし、何より図書隊を創設した稲嶺司令自身が「公序良俗を謳って人を殺すのか」と、自戒を繰り返している。
それでもやっぱり図書、そして自由を守るために「銃を手に取る」という”間違った方法”を選択しなければならなかった稲嶺司令の辛さと強さがすごく沁みました😢
自分の妻の命を奪った人たちと同じことをする、でもそうしなければ妻や自分が守りたかったものが守れない。やるせないですね…。
作中では、凶悪犯罪を起こした少年が「規制対象図書」を読んでいたことから、青少年に対する読書をより規制すべきだという風潮が強まります。
確かに、凶悪犯罪が起きると犯人の読書傾向が取り沙汰されますよね…。
でも、「犯罪者だから法に守られなくてもいいのか」という言葉は、そんなニュースを漫然と見ていた私を突き刺しました。
無関心が検閲の合法化を推し進めるし、無関心が人の人権を侵すことになるんだということは、忘れてはいけないことですね。
そして、「検閲」の何がいけないかということは、きっと「正しさ」を押し付ける行為だからなんじゃないかと思いました。
「読書がためになるのは、楽しんで読んだ本で感銘を受けたり知識を得たりするから」。
自分たちが本を自由に選び、自由に読むために闘った高校生たちの言葉は忘れてはいけないな、と思います。
本を選ぶ自由を規制することは、自分が何を正しいのか選択する自由を奪うことなんですね。
何より響いたのが、下の言葉。
「本を焼く国ではいずれ人を焼く」。
作家さんのあとがきにあるように、「この物語は「こんな世の中あり得ねえだろ」と笑っていただいてなんぼの本」。
自分の無関心が原因でうっかり『図書館戦争』のような世界にならないよう、気を付けなければなりませんね。
4部作全部読みたい!
『図書館戦争』、実は外伝を除いて四部作らしく、まだまだ続きがあるそうです!
郁と堂上の関係性や、今後の図書隊のあゆみが気になってたまりません!笑
アニメ版や実写ドラマ版など、見られるものはみていきたいですね~♪
ぜひ次回もまたよろしくお願いいたします‼


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