【54冊目】『十二国記 風の海 迷宮の岸』|まったく読書したことない新社会人の読書日記

読書記録

全く本を読んだことがない新卒が読書を始めてみるというこのブログ。

53回目は小野不由美さんの『十二国記 風の海 迷宮の岸について書いていきます!

前回に続き、十二国記シリーズです!!

1巻がとてもおもしろかったので、早速2巻も読んでみました。

読んで感想を書いていきます!

※内容に触れていますので、未読の方はご注意ください。
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小野不由美著『十二国記 風の海 迷宮の岸』を読んでみた

全世界累計1300万部を突破している大人気ファンタジーシリーズ、「十二国記」

本作『風の海 迷宮の岸』は、シリーズ2巻です。

時系列的には1巻の前となり、『月の影 影の海』で活躍した陽子は出てこないものの、景麒は登場します!

1巻よりはしんどくないものの、やっぱり主人公の置かれた境遇は辛い…

それでも、このシリーズは人間の成長を読ませてくれるので、とにかく最後まで読み切りたくなります

私は1巻から続けて読みましたが、2巻から読んでも問題なさそうです!

⇓1巻の感想はこちらをご覧ください⇓

あらすじ

↓今回もあらすじをまとめました!↓

祖母に叱られ、雪の降る中庭に閉め出された少年は、自分を呼んでいる暖かな手に導かれ、倉の隙間に足を踏み出した。どこかへ抜けたような感覚の後、気が付けば全く見知らぬ土地にいた彼は、自分が麒麟という存在であり、間違って違う世界に生まれてしまったのだと教えられる。その日から「泰麒」となった少年は、天啓を得て王を選ぶため、蓬山で女仙に世話をされながら麒麟の本性を取り戻そうとする。しかし、10年も違う世界で育ってしまった彼は、麒麟としての能力を使えずにいた…。

本作の主人公は、麒麟です!

麒麟とは、神獣であり、王を選定する慈愛の生き物。

まだ卵だったときに日本に飛ばされてしまった泰麒は、10年後母代わりの女怪によって十二国記の世界に連れ戻されます。

そして、空席になったままの泰王を選定するため準備を進めますが、10年間の日本での生活のうちに泰麒はすっかり麒麟の本性を失っていて…

ついに何も準備ができないまま王を選定する時期となるが…?というストーリーです!

【ネタバレ注意】読んでみた感想

やっぱり十二国記はおもしろい…

シリーズ1巻である『月の影 影の海』では、何も知らない陽子と何も知らない読者が一緒になって必死で先に先に進んでいく、という読み口でしたが、

2巻である本作は泰麒といっしょにゆっくりと暮らしながら、十二国記のおもしろすぎる制度について一緒に学んでいきます

十二国記という世界の成り立ち、王とはなにか、麒麟とはなにか、天意とは何かなど…

解説にもあった通り、この世界は出産や育児がないので女性にハンデがないし、一旦王や高位の役人となったらほぼ不老不死になる、という設定なので、王という存在の本質的な資質がより重要になってくるようです。

しかし、天意は人に読み切れないというのはこちらの世界と同じ。

いくら天帝が世界の秩序を定め、資質がある人間に限って王位を与えるとしても、人を理不尽に襲う妖魔は存在するし、資質がありながらそれを活かせず、国を滅ぼしてしまう王もいる。

それでも王を選び、王と命運を共にする麒麟という存在はとてもおもしろいと思いました。

前巻に引き続き登場する景麒が、陽子の前の王・予王を見つけたとき、「この人はダメだ」と思ってしまったというエピソードも、世界観をすごくリアルにしていますよね。

国から年頃の女性を追放したとんでもない王様だけど、病んだ景麒を見て自らの命を犠牲にして景麒を救った予王は、やっぱり王たる資質はあったんだな、と思います。

そして、泰麒も王を選ぶときが来るが…

泰麒が麒麟として出来損ないなのではないか、と悩むのと一緒にドキドキハラハラしながら読んでいたので、終わりまであっという間でした。

とても400ページ近くあったとは思えないほど、おもしろすぎで時間を忘れるほど読み浸ってしまいます

泰麒と驍宗について

陽子もそうでしたが、この泰麒と驍宗という組み合わせも、絶対に良い国作るじゃん!と確信するペアでしたね…。

人からの期待に応えようと精一杯すぎて痛々しいときもあるけれど、最強の妖魔である傲濫を服従させるほど圧倒的な力を持つ泰麒。

そして、景麒から「泰麒は間違った王を選んでしまったと悩んでいる」と聞かされながらも、狼狽えずまっすぐに「それでも自分は王だろうか」と問う驍宗。

途中泰麒に感情移入しすぎて、圧が強くて全く泰麒に優しくない驍宗のことを若干嫌いになりかけてましたが、最後には「あなたこそ王だ!!!」となってました笑笑

それにしても、いいコンビすぎる…。

ふたりが築く国をもっと見てみたいです!

続刊が楽しみ!

現在刊行されている「十二国記」シリーズは、全15冊なんだそう。

現在2巻までの3冊を読了しているので、残りは12冊

この勢いのまま、9月までに読み切りたいです。

景も泰も、新王が就いた後の国の行く末が気になりすぎます!!

次回もどうぞ、よろしくお願いいたします。

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